展覧会名: Frank Stella from BLACK to COLORS
会期: 2001年6月1日(金)- 8月11日(土)

オープニング・レセプション 6月1日(金)18:00-20:00
主催・会場: 伊藤忠ギャラリー
東京都港区南青山2-27-21 (地下鉄外苑前駅より徒歩3 分)
電話:03-3497-1261
FAX:03-3497-8665
開廊時間: 10:00-18:00(日祝休)  入場無料 (※土曜日12:00-18:00)
展示作品: 絵画 1点、立体レリーフ 2点、マケット 3点
版画作品-ブラック・シリーズより 6点、ウェーブ・シリーズより 5点
計17点(予定)
展覧会についてのお問い合わせは中井までお願いします。
 
アメリカ現代美術界を代表する巨匠、フランク・ステラ。
(1936年、マサチューセッツ、マルデン生まれ)

ステラは、1958年に22歳でニューヨークに移り、レオ・キャステリ画廊でのジャスパー・ジョーンズの個展に強い衝撃を受けます。その影響により始められた絵画は、歴史的な「ブラック・シリーズ」として開花し、ミニマリズムの寵児として一気に美術界の頂点に突き進みます。

その後、「銅シリーズ」「不整多角形シリーズ」「分度器シリーズ」「エキゾチック・バード・シリーズ」等を経て、ステラの抽象は次第に華やかで鮮やかなものに変化してゆきます。禁欲的な黒色の均一幅の繰り返しによる平面から、図像と形状と同一とする支持体、そして立体レリーフへと続いていきます。

今回の展示では、ステラの真骨頂であるブラックシリーズの前期に制作された重要絵画作品である「クリス・クロス」から、ブラック・シリーズ版画の他、立体レリーフ作品、巨大彫刻へのきっかけともいえる空間へのマケット作品、1985-88年のウエーブ・シリーズの版画へとステラの全貌を展観します。

黒一色から色彩へのドラマティックな変化、飛び出して行く画面構成を比較しながら、ステラの世界をお楽しみ下さい。

※作品右上:「クリス・クロス」 1958年 画布、エナメル 200.6 x 233.6 cm
 
 
 
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