展覧会名: 藤井浩一朗展
会期: 2000年3月21日(火)~4月15日(土)
オープニングレセプション 3月23日(木)18:00~20:00
主催・会場: 東京都港区南青山2-27-21 (地下鉄外苑前駅より徒歩3分)
電話: 03-3497-1261 FAX: 03-3497-8665 http://www.itochugy.co.jp
開廊時間: 10:00 - 18:00 (日祝休)  入場無料
(土曜日は12:00-18:00まで開廊)
展示作品: 藤井浩一朗 絵画7点(新作)  ドローイング 10点
参考: VOCA展2000 現代美術の展望-新しい平面の作家たち
上野の森美術館 2000年3月16日(木)―3月30日(木)出品
お問い合わせ:広報担当・中井
 


伊藤忠ギャラリーでの、日本の若手作家のプロデュース企画第2弾として、藤井浩一朗の個展を開催する。藤井浩一朗は、主として鉄を素材とする大型で重厚な立体作品を得意として来たが、昨今その制作を平面へと移し、新たな展開に挑戦している。1997年にはポーラ芸術文化財団の助成を受け、10カ月ニューヨーク研修を果たした。1998年NYより帰国後、INAXギャラリーの個展では、現在の作品に通ずる錆びた針金を用いた平面作品を発表、多くの支持を得た。本年は、更に進境著しく、VOCA展(3月16日~3月30日・上野の森美術館・毎日新聞学芸部記者・石川健次氏推薦)、および岡本太郎記念展(2月21日~2月24日・代々木・国立オリンピック記念青少年総合センター)に取り上げられる等、今後の活躍が最も期待される作家である。彫刻出身の深い造型性に根ざした新作の平面作品は、ボードに裏打ちされたキャンバスに錆びた針金を取り付ける手法で構成されており、絵画を超えた圧倒的な空間の拡がりを感じさせる。伊藤忠ギャラリーでは、国際的作家の育成をめざし、今後共に若手作家の発表の場を提供する。

これからますます活躍が期待される藤井浩一朗の現在と今後を展望する。また同時期に開催されるVOCA展と合わせ、日本の現代美術における新たな絵画性を問う。
 
 
 
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