展覧会概要


  名  称:「ディヴィッド・サーレ展」

会  期:1998年9月10日(木)-10月20日(火)

会  場:株式会社 伊藤忠ギャラリー

開廊時間:10時-18時[金曜 10:00~20:00、土曜 12:00~18:00]
日曜/祝日休廊[但し、10月10日(土曜)は開廊]
入場無料

主  催:株式会社 伊藤忠ギャラリー

協  力:ガゴシアン・ギャラリー、ニューヨーク

出品作品:絵画7点(新作を含む 1990年代の作品で構成)

カタログ:カラー図版入りカタログ 9月10日刊行予定
2部構成  第1部 出品作品図版
第2部 サーレ壁画プロジェクト関連図版収録


関連催成:作家と美術評論家・建畠哲氏によるギャラリートーク
9月12日(土) 14:00 ~15:00 (会場:伊藤忠ギャラリー)

     サーレ監督映画「Search and Destroy」(1995)上映
会期中の毎土曜 15:00~    (会場:伊藤忠ギャラリー)

     いわき市立美術館にてのレクチャー 電話:0246-25-1111
9月15日(祝)14:00~    (会場:いわき市立美術館)


展覧会主旨

来年初めからアムステルダム市立ステデリック美術館を皮切りに、名キュレーター、ルーディ・フックス の指揮のもと、ビルバオのグッゲンハイム美術館などを巡回する大回顧展が話題のアメリカ人アーティスト、ディヴィッド・サーレ。1980年代にはニューペインティングの旗手として脚光を浴び、その後も映画や雑誌などの異なるメディアに表現領域を拡げながら、なお美術界の第一線で活躍し続けてきた。本展では日本の観客のための描きおろし2点を含めた90年代の絵画に焦点をしぼり、今なお世界中で注目されているサーレの最近の仕事を本邦初公開する。


作家紹介

ディヴィッド・サーレ DAVID SALLE
1952年9月28日、アメリカ オクラホマ州生まれ。ニューヨーク在住。
1970年代の禁欲的で観念化されたアートにとってかわり、80年代には、絵画の復興を唱えたニューペインティング(新表現主義)現象がアメリカ、ドイツ、イタリアなど世界中で開花した。

ディヴィッド・サーレはこのニューペインティングの旗手としてニューヨークのソーホーを最も活気づかせた作家の一人として脚光を浴びた。

アメリカにおける新表現主義は、ドイツやイタリアでのその運動と比較すると、ポップ・アートという絶大な威力を基礎として築かれたものといえる。テレビ、映画、写真、雑誌など散乱するポップ・イメージや個人的な記憶を重ね合わせ、過去と現在、無意識と自意識、実像と虚像を等価値に並置することで80年代の享楽的で退廃的な、混沌とした世相を的確に表現している。

当初サーレは、モノクロで人物の短編的なイメージを幾つか画面上にちりばめ、その上にカラフルな都市のモチーフを重ね合わせていたが、90年代に入っての近作は、よりポップな方向を目指している。 アメリカが生み出したマスメディアとポップカルチャーの申し子の世代が、再び華やかなりしアメリカをムービー的に描く60年代風の画面となっている。 80年代に大挙して現れた多くの作家たちの中で、独自の作風を確立して活躍している若手のホープといえる。 80年代に手がけた舞台美術の仕事を発展的に映画の領域に拡げ、ここ数年で、壁画というパブリックな場での大型作品への取組みが注目されている。

 
 
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