展覧会名: 「ロバート・ウィルソン:タイム・アンド・スペース」展
Robert Wilson: TIME and SPACE
会期: 2000年4月21日(金)-7月8日(土)
オープニングレセプション 4月21日(金) 18:00-20:00
ロバート・ウィルソン氏来場
主催・会場: 東京都港区南青山2-27-21 (地下鉄外苑前駅より徒歩3分)
電話: 03-3497-1261 FAX: 03-3497-8665 http://www.itochugy.co.jp
開廊時間: 10:00 - 18:00 (日祝休)  入場無料
(土曜日は12:00-18:00まで開廊)
展示作品:
ロバート・ウィルソン演出「タイム・ロッカー」「ハムレット」等より素描約15 点
ロバート・ウィルソン演出「蝶々夫人」他より 椅子作品約3,4点
プレスについてのお問い合わせは広報担当・中井までお願い致します。
 
時も空間も、鬼才ロバート・ウィルソンのマジックにかかれば変幻自在な生き物となる。イメージ、言語、音楽のすべてが、ウィルソンの魔手によって未知なる創造物へと創り変えられていく。

ロバート・ウィルソン。「浜辺のアインシュタイン」「ブラック・ライダー」「タイム・ロッカー」などの作品で世界的な舞台演出家として知られるばかりでなく、自らも演じ、美術家としても類希なる才能に溢れる。そのウィルソンが昨春も絶賛を浴びた演出・独演「ハムレット」の舞台と共に、4月に日本へ還って来る。 本展では、時宜を得て、ウィルソンの総合芸術のクリエーションを解き明かす手がかりとなる作品の数々を紹介する。

世界各地で上演され続けているウィルソンの舞台は、時として幻想的であり、時として厳粛である。そこに共通している凛として張りつめた緊張感と、禅的とも呼べるミニマリズムには、能からの影響も色濃い。計算し尽くされた光と色彩の演出は、極限の劇的効果をもたらす。本展では、数々のドローイングにより、ウィルソンの眼を再現する。

また、ほとんどの舞台において、重要なモチーフとなっている『椅子』を紹介する。ウィルソンが舞台のためにデザインした椅子は数百にものぼり、常に空間を雄弁に彩っている。過去の数々の名舞台に登場した忘れ難い椅子の中から、特にウィルソンの選んだ数点を展示する。

舞台と美術の二つの世界から、巨匠ウィルソンに出会える今春は、またとない好機である。本展では、本邦初公開の作品を通じて、ロバート・ウィルソンの魅力に肉迫する。
 
 
 
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